従来のステンドグラス工法に絵付け、フュージング、サンドブラスト、キャスティングなどの工芸的技法を取り入れオリジナルデザインのパネル・ランプ・ガラス皿・アクセサリー・万華鏡・小物などを制作しております。 また、ご依頼による一般住宅や商業、公共用建物のステンドグラス制作も数多く行っております。
ステンドグラス Stained Glass
ステンドグラスとは・・・
何百種類もの色や模様の異なるガラスの美しさを活かしたパネルやランプなどの様々な作品を、3種類の工法で作ります。
1. コパーフォイル工法は、デザインをもとに各パーツにカットしたガラスの周囲に銅テープを巻き半田付けで組み上げていく工法です。主に初級者向きでランプや小さなパネル等の作品作りに適しています。
2. レッドケイム工法は、溝が切られた鉛線にガラスをはめ込んで鉛線を半田付けして組み上げていく工法です。中・上級者向きの工法で、大型パネルなどの強度を必要とする作品に適しています。
3. この二つの工法を織り交ぜながら作成するのがミックス工法です。
更に、絵付けやフュージング、サンドブラストなどの技法を使用して芸術性の高い作品に仕上げていきます。
ニュージーランドの北東部に位置し、豊かな自然と美しい海岸線を持つタンランガ市と日立市は国際親善姉妹都市になっています。 姉妹都市締結20周年を記念して日立市より源氏物語「夕霧」が贈呈されました。
絵付け -Painting-
絵付けとは・・・
特殊な顔料の入った絵の具(グリサイユ、エナメル)を使って、カットされたガラスピースに筆で、細部の線描きをしたり、陰影を付けたり、色を付けたりし、その各工程ごとに焼成し作品を作ります。
この工法を使うことで、より絵画的な作品を作ることができます。発祥地の地名からヨーロピアンスタイルとも呼ばれ、主に教会などのステンドグラスに使われている技法です。
フュージング -Fusing-
フュージングとは・・・
同じ膨張係数を持つフュージング用のガラスを組み合わせたり、特殊なパーツや顔料をのせて模様を付けキルンと呼ばれる電気窯で焼成して、オリジナルの板ガラスやガラスパーツを作ります。
オリジナルの板ガラスをステンドのパーツとして使用するだけでなく、何度か繰り返し焼成することで立体的な作品を作ることも出来るので、芸術的なオブジェやアクセサリー用のパーツ、小皿、箸置きといった日常小物まで様々な作品を作ることができます。
モザイク -Mosaic-
モザイクとは・・・
デザインに合わせて色ガラスをカットし、各パーツを丸や四角のモザイク専用の型に並べ、そこに数種類の色の選べるクレイ(石膏とセメントが混ざったもの)を水で溶いて型に流し込み固めるだけで簡単に作品が作れます。
とても頑丈で野外に放置できるので、ガーデニングの装飾やステッピングストーンとしても利用できます。初心者でも簡単に短時間で、素敵な作品が作れます。
ダル・ドゥ・ベール -Dalle Do Verre-
ダル・ドゥ・ベールとは・・・
2.5cm程の厚みのあるガラスの塊を、デザインにそって砕き、さらに鋭いガラスの割れ口をファセット(滑らかに)したものを、エポキシ樹脂材で固定して作品を作ります。
この工法を使うことで、強度に優れた厚みのある重厚感のあるパネルが作成できます。
オブジェ -Objet-
万華鏡 -Kaleidoscope-
アクセサリー -Accessory-
ランプ・ガラス皿 -Lamp,Glass Dish-
施工作品 -Construction Work-
その他 -Others-
平和宣言都市日立の駅前に設置されたピース・マーカーの碑、その手前に日立市のシンボル「桜の花」をフユージングの技法で制作しました。
ピース・マーカーは世界198カ国に平和の象徴としてひとつずつ設置しようとするプロジェクトWPMP(Worldwide Peace Marker Project)より日立市へ贈られたものです。